VBAでSelenium(ブラウザはMicrosoft Edge)を使用した際に、今までと比べて速度が異様に遅くなったことがありました。結果的に再起動で直ったので、今後のための備忘録として残しておきます。
起こった事象
ソースコードをいじっていないのに、異様にSeleniumの処理が遅くなりました(回線は問題ないのにサイト表示が遅くなる、など)
試したこと
Microsoft Edge関連のタスクを終了する
Seleniumが不調のときは基本的にこれで直ることが多かったのですが、今回は該当しませんでした。
マクロの記述を見直す
エラーの原因を探るため、マクロの実行速度を測定しました。
重そうな処理の合間に
Debug.Print Time
を入れることで、イミディエイトウィンドウに処理が起こった時刻を出力。
コードを複数入れることで、Debug.Print Timeから次のDebug.Print Timeまでどれくらい時間がかかったかわかる仕組みです。
しかし、重そうな処理でもすべて1秒以内に行わており、問題ありませんでした。
実際に効果があったこと
途中、Excelが止まってしまったためやむを得ず強制終了。再起動したところ、Seleniumの速度が元に戻りました。
単純なことでしたが、意外とこういうことで詰まってしまうことも珍しくありません。