サイト運営者にとって、「いかにサイトの表示スピードを軽くするか」は重要項目の1つ。そのために、画像サイズを小さくしたり圧縮する方も多いでしょう。
私は普段、Windowsのペイントでちまちまリサイズをしていたのですが、今回「Dropresize」という自動リサイズをしてくれるソフトを見つけたので、ここでご紹介します。
「Dropresize」は、自分で指定したフォルダに画像を移動するだけで、勝手にリサイズをしてくれる優れもののツールです。
「Dropresize」の設定方法と使い方
初期設定
まずは「Dropresize」のダウンロードページにアクセスします。
ダウンロードボタンを押すと、圧縮フォルダがダウンロードされるので、作業しやすい好きなところに展開します。
展開したフォルダの中に、exeファイルがあるので、ダブルクリックをして起動させてください。
すると、設定画面が表示されます。
操作は簡単で、基本的には
- 「Add」ボタンをクリックして、”リサイズしたい画像”を置くディレクトリを指定する
- 「Change Size」で画像サイズを指定する
という流れになります。
私は上記のように設定してみました。
指定フォルダは「D:\ダウンロード\Dropresize-フォルダ」です。
「☑Allow Enlarge」をチェックすると、「Change Size」で指定したサイズより小さい画像を、指定サイズまで拡大させます。
「Prefix」は画像ファイルの先頭に、「Suffix」は末尾に指定した文字を付け足すことができます。
設定を変えたあと、OKボタンを押せば完了です。
実行する
exeファイルを一度実行している時点でプログラムは起動していますので、指定ファイルに画像を移動するだけでリサイズができます。
ちなみに、exeファイルをまたダブルクリックするとこんなメッセージが出てきます。
要約すると、「すでにプログラムは動いていますよ」というメッセージです。
そのため、設定画面を開きたい場合は、タスクバーなどから起動中のアプリを探す必要があります。
さて、それでは実際に画像をリサイズしてみます。今回は一番長い辺を1920pxにし、末尾に「_test」という文字列をつける設定です。
リサイズ予定の画像を集めた格納フォルダ(C:\デスクトップ\サイズ変化前)を新たに作ってみました。
「1.jpg」は640×427と、指定したサイズよりも小さめの画像。
「2.jpg」は4608×3072と、指定したサイズよりも大きめの画像です。
格納フォルダ(C:\デスクトップ\サイズ変化前)からリサイズの指定フォルダ(D:\ダウンロード\Dropresize-フォルダ)へ画像をコピーします。
コピーした画像の末尾に設定した「_test」がついています。
画像がリサイズされているか確認してみましょう。
2つの画像ともにリサイズされているのが分かります。
これで簡単なリサイズは完了です。
「Dropresize」が動かなくなったときは?
ソフトを再起動する
画像がリサイズされない、Dropresizeが動かないという場合はソフトを再起動しましょう。
Windowsの場合、画面右下にある「タスクバー」の「∧」マークを右クリックします。
右クリックしたらタスクマネージャーを選択。
タスクマネージャーから「Dropresize」を探し右クリック。
「タスクの終了」を選択し、タスクマネージャーから消えていることを確認します。
その後、「Dropresize」を再起動させれば完了です。
PCの再起動
上記の方法でも治らない場合、パソコン側に問題が起きている可能性があるため、PCごと再起動してしまうのも1つの手です。パソコン起動後、忘れずに「Dropresize」も起動するようにしましょう。